光と水が織りなす調和 水屋神社

おまいり

水の女神様に逢いに 三重の櫛田川のほとりの水屋神社へお詣りしました。
櫛田川は 奈良と三重の県境に連なる台高山脈の高見山を水源とし 東方の伊勢湾へと流れる川です。

水屋神社を紹介して下さった方の案内で一緒にお詣りしました。奈良の吉野から三重の松坂へと峠を越えての道中は紅葉が綺麗で 神様の話に花が咲いて楽しい車中でしたよ。

途中で高見川のほとりの丹生川上神社中社にお詣りしました。
高見川は台高山脈を水源として西方の吉野川へと流れる川です。清らかな水が流れ 杉の大木が佇み清々しい氣が満ちています。
御祭神は罔象女神(みづはのめのかみ) 水神様ですね。上流に向かうと水流豊かな滝があり 一層氣が研ぎ澄まされます。滝の神様に手を合わすと太陽の光が射し込んで 氣を引き締めて感謝のお経を捧げました。

雲におおわれてた空は晴れ間が広がり 清らかな お詣りをさせて頂いて 丹生川上神社から水屋神社へと向かいました。

吉野から高見山を越えると三重県になり 櫛田川に沿っての道は伊勢へと向かう街道となります。昔々の人々は歩いて峠を越えて伊勢へ詣でたのですね。今は車で・・・ありがたいことです。

爽やかな青空が広がり 水屋神社に到着。
まず 櫛田川にお詣りです。
岸に立つと 思わず感動!
白い巨岩の両岸の中を エメラルドグリーンとブルーの色が交り合う透き通った川が流れ 太陽の光に照らされ水面がきらきら輝いて素晴らしい光景です。優しい風に包まれながら 清らかな水の女神様に 心を込めて感謝のお経を捧げると 自然の中に溶け込んでゆくような氣がしました。

そして一旦川を離れ 山の井戸の水神様にご挨拶をしてから 川のほとりの神社本殿へ。威風堂々とした木々が佇む聖域です。川に降りると柔らかな風が心地よく さらさら流れる透明の川は 太陽の光に照らされ金色の鱗のように輝いています。水中から虹色の輪が次々に現れる不思議な現象も・・・。自然の調和が流れ 心洗われるような やすらぎの ひとときです。

太陽の光 川の水 風 木々 岩 豊かに織りなす自然の神々様に 感謝の手を合わせ心を込めて祝詞を捧げました。

身も心も澄み渡るような おだやかな ありがたいお詣りでした。
案内して下さった方に感謝です。

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