日本の国の はじまりの島へ 沼島

おまいり

淡路島の南の島 沼島(ぬしま)にお詣りしました。
国生み神話に登場する日本の始まり「おのころ島 (おのごろ島)」の伝承地の一つとされる小さな島です。

和歌山の海岸から見えてる沼島ですが 大阪湾をぐるりと周って明石海峡大橋を渡り淡路島を縦断して沼島汽船に乗ってやっと辿り着くという 近くて遠い島です。

きれいな満月を観ながら出発して淡路島を縦断していると太陽が昇り始め 青空爽やかな灘土生港に無事到着。そして波おだやかな海を船で渡り沼島へ。

船を降りると漁船が並ぶ上空を鳥が舞い心地よい潮風が迎えてくれました。

国生み神話は「古事記」「日本書紀」に記されている国土創世の日本神話です。

神代のこと 天も地もなかった世から天地ができ 神々の命を受けて 伊邪那岐命(いざなぎのみこと)と伊邪那美命(いざなみのみこと)のニ柱の神様が 天の浮橋から混沌とした下界を神聖な天沼矛(あめのぬぼこ)で「コオロ コオロ」とかき回し引き上げると矛の先から潮が滴り落ち おのころ島ができました。ニ柱の神様が降り立つと天之御柱(あめのみはしら)があり 柱を互いに左右から廻り夫婦の契りを交わし 次々に島をお生みになられ日本の国土が誕生したと伝えられています。

勾玉のような形をした沼島には二つの山があり まずは おのころ山を少し登った所の おのころ神社へ。
伊邪那岐命と伊邪那美命がお祀りされており 静かな山中で心を込めて祝詞を捧げました。

そして山と山の間の小道を通り抜けて島の南の海岸へ。

太陽に照らされて きらきら輝く大海の向こうには和歌山の山々が見えて 岸壁のそばには波の中に 上立神岩がそびえ立ち 天之御柱を彷彿とさせるかのような光景が広がります。
天地をおつくりになられ 日本をおつくりになられた神々様に想いを馳せながら 潮風が舞う中 感謝の手を合わし一心にお経を捧げると まばゆい光の世界が果てなく広がるような感覚に包まれ ありがたい想いで一杯になりました。
波と風の音だけが聴こえる海岸はとても心地よく 腰をおろして瞑想すると時の経つのも忘れてしまい ゆったりしていると いつの間にか太陽が高くなっていて 宝石を散りばめたような眩しい海に一礼して港へと小道を戻りました。

歩いて一周できるほどの島ですが小学校と中学校があり島唯一の小さなスーパーがあり 海に浮かぶ自然豊かな島で和やかな時を過ごして おだやかな海を眺めながら帰りの船に乗りました。

日本の国の はじまりの地に立ち 手を合わし シンプルでとても豊かな ありがたいお詣りでした。

神様がおつくりになられた国土で
命を授かり 暮らしがあり 日々があり・・・

天に 地に 海に 神々様に 
感謝  合掌

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