国づくり 縁結びの御神徳と崇められる大国主大神(おおくにぬしおおかみ)をお祀りされてる出雲大社へお詣りしました。
夜行バスで島根県に向かい夜明けとともに出雲大社に到着。空が明るくなりつつの鳥居前で感謝のご挨拶をして 先ずは稲佐の浜へ。浜へ向かって歩いてると背後から太陽が昇り始めて とってもいい感じ。前々日まで全国的に雪など厳しい寒波に見舞われたのが一転 青空広がる暖かな日和となり ありがたいことです。
浜に着くと 澄み渡る大空に白波おだやかな海が広がり 海の神様に感謝の手を合わせ祝詞を捧げ 清々しい朝の始まりです。
長旅の疲れはスッキリとれて 晴々と再び出雲大社に向かいました。
・・・***・・・
大きな鳥居を一礼してくぐり参道を歩むと 大きな松や白うさぎが迎えて下さり 境内はまだ人が少なく静かで 本殿で心を澄まして感謝の祝詞を捧げました。
大国主大神は あらゆるものが豊かに力強くある国をつくられ そして築かれた国を天照大御神(あまてらすおおみかみ)にお還しになられ、この世の目に見える世界の政治は天照大御神が司り 目に見えない世界を大国主大神が司り むすびの霊力によって慈愛をそそいで下さってると崇められています。
本殿から ぐるりと摂社を丁寧に巡り、白うさぎが並ぶ本殿の真裏に立つと 高々としたお社の上に太陽が現れており 太陽神である天照大御神と大国主大神が正面に並ばれてるかのような光景です。立ってる真後ろには素戔嗚尊(すさのおのみこと)がお祀りされており さらに背後には鶴山と亀山を両脇に神山の八雲山がそびえており その場で手を合わすと真っ白な光に包まれ 祝詞を捧げると まばゆい光の世界が湧き出ずるように広がり ありがたい想いで一杯になりました。
心ゆくお詣りをさせて頂いて ありがたい時を過ごし、次は 島根半島の最西端に位置する日御碕神社(ひのみさきじんじゃ)へと きらきら輝く綺麗な海を眺めながら路線バスで向かいました。

日御碕神社は 天照大御神と素戔嗚尊がお祀りされており 朱塗りの雅びな神殿は 真上から太陽の光が降りそそいで より華やかな氣が漂っていて 祝詞を捧げると体が汗ばむくらい熱くなりました。境内での一巡を終えて海岸に出ると 天照大御神が鎮座されてた経島(ふみしま)が見えます。鳥居が立ってる経島の上には沢山の白い鳥がとまってるので そばにおられた漁師さんに尋ねると 鳥はウミネコでシベリアから年末頃に飛んで来て産卵し夏頃に帰っていくそうです。すごい生命力ですね。島は神域なので海岸から感謝の祝詞をあげると鳥の鳴き声が一層響いて賑やかに。陽の氣が満ちあふれるような 日御碕神社でした。
おだやかな晴天に恵まれ出雲の地を無事に巡り 帰路は午後から夜にかけての高速バスで向かい 車中から見る景色は次々と変わり 鳥取のあたりでは真っ白な雪景色が広がり 風土の違いに感慨深いものがありました。
6年ぶりに出雲を訪れ 真っ白な世界を旅してるかのような ありがたい お詣りでした。
・・・***・・・
目に見える世界 目に見えない世界
神様がおつくりになられたこの世に ご縁を頂いて
山 川 海 大地 自然とともに 日々あり くらしあり 命あり
感謝 合掌
・・・***・・・
