始まりの熊野

おまいり

新しい春の始まりに 熊野三山の新宮と那智山へお詣りしました。

月夜の紀伊山地を横断しつつ夜明けが始まり 熊野川に沿って新宮に向かってると爽やかな青空が広がり始め 無事に速玉大社に到着。

清らかな手水で身も心も引き締めて まだ静かな境内へ。
主祭神の 熊野速玉大神(くまのはやたまおおかみ) 熊野夫須美大神(くまのふすみおおかみ)は 神生み国生みの夫婦神。ならびに 御子神 天地創造 世の始まりの神々がお祀りされています。
凛とした氣が漂う本殿の前で手を合わせると太陽の光に包まれ かじかんだ手が暖かくなり ありがたいことです。心を澄まして 感謝の祝詞を捧げました。

摂社を巡っていくと 熊野灘の海底から令和2年に発見され この大きさになるまで数千万年の歳月を要したであろうとされる「さざれ石」が祀られ 傍らに「君が代」の歌が記されています。

「君が代は 千代に八千代に さざれ石の巌となりて 苔のむすまで
 君が代は 千尋の底のさざれ石の 鵜のいる磯と あらわるるまで」

歌詞の意味として 小さな石が寄り集まって大きな揺るぎない岩となる様子を表し 苔が生えるほど末永く日本の国が栄えますように との祈りの国歌であると書かれています。

作者不詳の「君が代」と「さざれ石」。意味深く想いました。

そして 樹齢千年といわれる 梛(なぎ)の御神木へ。
いにしえより永い永い年月 世の移り変わりをみておられるのでしょう。
私にとっても 氣功を始めた30年ほど前から ご縁を頂いて大切な想いのある御神木です。心を込めて感謝お礼の祝詞を捧げました。

清々しいお詣りの後 そばを流れる熊野川へ。広々とした河原を悠々と流れる川の神様に感謝です。

そして 神倉山へ。
険しい石段を登るにつれ氣が研ぎ澄まされてゆき 頂上の大岩の前で手を合わせ お経を捧げると無心に・・・。

無事に下山し 那智山へ向かうと道中は天気予報通り曇り空。
まずは那智の瀧へ。

周りに誰もおらず瀧の音だけが響き 氣を引き締めて一心にお経を捧げると 背後から太陽の光が射し始め ありがたいことに瀧に虹がかかりました。お経を唱え終えると次々と人が来られて 虹が出てるので皆さん喜んでおられましたよ。

そして瀧を後に石段のお山を登り 那智大社から三重の塔へ神々様を巡り 丁寧に心ゆくお詣りをさせて頂いて 最後は 天に地に感謝の祝詞を捧げました。

那智山を下山して帰りは海岸沿いの道を通り 海に沈みゆく夕日を眺めながら心が暖かくなり ありがたい ありがたい一日でした。

初めて詣でてから長い年月が流れ 幾度訪れたことでしょう。

豊かな自然は厳しくもあり「よみがえりの地」といわれる熊野。
熊野夫須美大神の ふすみは むすび「結び」ともいわれます。

天に 地に 山に 海に 川に 自然に
神々様に 深く感謝

合掌

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