自然と共に・・・とは 松尾大社から桂川に沿って嵐山

おまいり

京都嵐山の桂川のほとりの松尾大社にお詣りしました。

太古より松尾山の山霊として崇められていた 大山咋神(おおやまぐいのかみ)をお祀りされています。五世紀の頃この地方に来住し一帯を開拓された秦氏一族が氏神として仰ぎ 山上の磐座に祀られていた神を701年に山麓の現在地に神殿を営み祀られ 平安時代には平安京の皇城鎮護の社として崇敬されたと伝えられています。

昨夜の雨が上がり太陽がのぞきだした朝 松尾山の麓の大きな朱塗りの鳥居で一礼して静かな境内に入ると 酒造神とも仰がれるように酒樽が沢山並んでいます。清々しい手水でお清めして 本殿で感謝の祝詞を捧げました。本殿奥には山から清らかな瀧が流れ 氣を引き締めて瀧の神様に祝詞を捧げると 風が吹いて谷間を落ち葉が舞い始めて綺麗な光景を見せてもらって ありがたかったです。

大社でのお詣りの後は摂社の月読神社へ。一年で最も大きな満月という日に月神様に手を合わさせて頂いて感謝です。

それから予定外でしたが時間にゆとりがあったので桂川に沿って北へ向かって歩くことに。紅葉しつつの景色を眺めながら心地よい道のりを歩み 渡月橋に来ると観光の方でとても賑やか。宗像神社で手を合わせて更に川上へ進むと人も少なくなりました。

このあたりから上流を保津峡というのでしょうか。渓谷を碧色の川が流れ優美な景色が続きます。白い岩の河原で 山の神様 川の神様に 感謝の祝詞を捧げました。
山の高台にある千光寺からは京都の市街や山々が一望できて ありがたかったです。

さわやかな青空のもと紅葉を楽しみながら てくてく よく歩いて 感謝の一日でした。

いにしえから 厳しくも豊かな自然に向き合い 自然とともに 人の営みが繋がってきたことでしょう。
時代は移り 自然や山の生き物との共存共生が より問われる現代ですね。

今これからを想いつつ

天に地に 山に川に 感謝  合掌

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