一年のお礼詣り 伏見稲荷大社

おまいり

紅葉深まる 京都の伏見稲荷大社へお詣りしました。

寒波到来の冷え込む早朝 かじかむ手をさすりながら大きな朱塗りの鳥居に到着。
先ず稲荷神社を参拝して楼門をくぐり本殿でお山の神々様に感謝の手を合わせて山上へ向かいました。私が氣功を始めた頃から長年訪れていますが当初とは変わり 参拝の方がとても多く海外からの方がほとんどですね。

山上への途中 神宝神社へ。竹林に囲まれた静かな境内で祝詞を捧げ清々しいお詣りです。そして更に山を登っていくと曇り空から青空が広がりだして 山上の三ノ峰(下社)に着くと太陽が真向いに現われて ありがたいことです。丁寧に感謝のお経を捧げ一礼すると 青空から日光とともに ふわりふわりと雪が舞い降りて・・・綺麗な光景に嬉しく想いました。更にニノ峰(中社) そして頂上の一ノ峰(上社)へ。お経を唱えると頭上から暖かい太陽の光に包まれて ぽかぽか感謝一杯になりました。

そして通常の道を外れるのですが 小岩大神さま 大岩大神さまにお詣りしました。誰もいない山中の大きな岩山が御神体の神様です。以前に訪れた時 こちらをお守りされてる方にお会いした事があり お話を伺い神様をお祀りする事の重みを教わりました。氣を引き締めて 威厳に満ちあふれる神様に お経を捧げました。

無事のお詣りに感謝して再び通常の道に戻ると多くの人で賑やかです。紅葉を楽しみつつ手を合わせながら更に山を巡り 下山すると人が一層増えて とっても賑やかでしたよ。

伏見稲荷大社は 古代 秦氏が稲荷山に稲荷大神を奉鎮されたのが信仰の始まりで 秦氏族の子孫が代々お祀りされたと伝えられています。先月お詣りした松尾大社も秦氏の創建と云われます。永い永い歴史の変遷を経てなお お山があることの感謝を想います。

色とりどりの落葉におおわれ冬を迎える稲荷山は時を経て新しい春へと巡ることでしょう。
私自身 長年お詣りさせて頂いて 一年一年 今年も無事に過ごす事ができ感謝です。

家路に着くと 澄んだ夜空に綺麗な満月が輝いていました。

感謝   合掌

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